災害に係る業務継続計画（BCP）
事業所名：多機能型発達支援あお
策定日：令和 5 年 4 月 1 日
更新日：令和 7 年 7 月 1 日
災害対策責任者：管理者 椎屋美鈴
１．目的
本計画は、地震・台風・水害などの自然災害発生時において、利用児童および職員の安
全を確保しつつ、可能な限り支援サービスの継続または早期再開を図るための対応体
制および手順を定めるものである。
２．基本方針
・児童・職員の生命と安全の確保を最優先とする
・被害状況を迅速に把握し、柔軟かつ段階的な対応を行う
・支援の継続・早期再開のために必要な資源と体制を整備する
３．想定される災害リスク
・大規模地震（震度 6 弱以上）
・台風・豪雨による浸水・停電・交通遮断
・土砂災害
・津波
４．緊急時の対応手順
1. 災害発生直後：児童と職員の安全確認、避難誘導、初期対応
2. 状況把握：施設の被害状況、ライフライン状況、地域の状況の確認
3. 連絡体制：職員間および保護者・関係機関との連絡確保
4. 支援継続判断：状況に応じて、通常運営・部分運営・休止の判断
5. 記録と報告：災害発生時の状況、対応内容を記録し、行政等へ報告５．支援継続・再開に向けた対策
・代替支援場所の確保（地域の公共施設等）
・備蓄品（食料・水・衛生用品等）の整備と点検
・緊急連絡網の整備と定期的な訓練の実施
・児童の個別支援計画に基づく緊急対応（医療的ケア児等）
６．保護者・関係機関との連携
・災害時の対応方針と緊急連絡手段を事前に保護者へ周知
・災害発生時には速やかに安否状況と支援継続可否を連絡
・自治体、福祉関係機関、医療機関との連携体制の確保
７．訓練と見直し
・年 1 回以上の防災訓練を実施（地震・火災・水害等を想定）
・訓練後の振り返りをもとに BCP を見直し・改善
・新任職員には入職時に BCP の説明を実施
感染症に係る業務継続計画（BCP）
事業所名：多機能型発達支援あお
策定日：令和 5 年 4 月 1 日
更新日：令和 7 年 7 月 1 日
感染症対策責任者：新井千穂子（看護師）
１．目的
本計画は、新型インフルエンザ等の感染症拡大時において、利用児童とその家族、職員の安全
を最優先に考えながら、可能な限り継続的な支援サービスを提供するための体制と対応手順を
定めるものである。
２．基本方針
・感染拡大防止と児童・職員の安全確保を最優先とする
・行政機関や保健所の指導に従い、状況に応じた柔軟な対応を行う
・可能な限り支援サービスを継続し、児童の安心・安定した生活を支援する
３．対象となる感染症
・新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
・季節性インフルエンザ
・ノロウイルス、RS ウイルスなど、集団感染が懸念される感染症
４．感染拡大時の対応ステージ
５．職員体制の維持策
・職員が感染・濃厚接触者となった場合、シフト調整や代替職員で運営継続
・勤務分散（A/B 班制等）による感染リスクの分散
・業務マニュアルの整備と引継ぎの強化
６．事業継続手段
・サービス縮小の際は、重点的支援が必要な児童への個別支援継続
・保護者との連絡体制（①アプリ活用、②電話、③LINE）
・在宅支援メニュー（在宅でできる療育・学習支援・相談支援）の準備
７．衛生・感染予防対策
・手指消毒・マスク着用・換気・環境消毒の徹底
・発熱・咳症状のある児童の登園停止ルールの徹底
・保護者への感染予防協力の依頼文書発行
８．行政機関等との連携
・保健所、市町村、医療機関との連絡体制を整備
・感染拡大時の報告・相談・指示に迅速対応する体制整備
９．訓練・見直し
・年 1 回以上、感染症を想定した BCP 訓練の実施
・実施後の振り返りと改善
・行政等の指導・感染症状況に応じた随時の見直し
ステージ 3 施設内で複数発生または行政指示
一時休業または縮小運営、行政と連携して対応